インタビューは代表の仲原さんに、ご対応頂きました。
仲原さんは、いろいろなご経験を積み重ねた方で、以下のようなプロフィールです。
(公式サイト一部抜粋)
・結婚式場、披露宴進行業
・認定心理士を取得
・沖縄県の婚活支援事業の受託社
・(一社)日本LGBTサポート協会の理事
婚活や結婚相談事業に関する、熱い想いがあり、インタビューでも良い意味で圧倒されました。
会員の方からは、頼りがいのある婚活アドバイザーだ、という高い評価ではないでしょうか。
リアンクオーレ・ハピオキ結婚相談所の事業についてはもちろんですが、
行政の婚活支援事業の受託や、沖縄県の婚活市場の特徴、他にLGBT婚活についてなど、詳しくお話しを伺いました。
ハピオキの名称の意味は?
Lien ⇒ リアンはフランス語で「絆、繋ぐ」
cuore ⇒ クオーレはイタリア語で「心」
⇒沖縄の「ゆいまーる」(相互扶助)を込めて名付けています。
ハピオキは、ハッピー・オキナワの略です。
リアンクオーレ・ハピオキ結婚相談所 | |
代表 | 仲原 和香乃 |
加盟連盟 | IBJ(日本結婚相談所連盟) |
住所 | 沖縄県那覇市 |
営業時間 | 10:00〜20:00 定休日:不定休、年末年始、旧盆 |
設立年 | 2018年 |
行政とつながりで信頼度アップ
二つあります。
①行政とつながっている
沖縄県の婚活支援事業「沖縄えんま〜る」の受託事務局を行っています。
行政とつながることで、信頼度がアップし、安心安全と感じて頂けるのではないか、と思っています。
②LGBTへ積極的に取り組み
一般社団法人 日本LGBTサポート協会の理事に就任している関連もあり、LGBT婚活は積極的に取り組んでいます。
まだスタートしたばかりで成果は、これからですが、沖縄県内ではどこよりも早く真剣に取り組んでいると自負しています。
実は沖縄県は、全国でもLGBTの割合が高いことで知られています。
入会前の無料カウンセリング
所要時間は約1時間ほどですが、特に決まっていません。相談者の内容により、柔軟に合わせてカウンセリングしています。
無料相談に来る方は、結婚相談所に入会したいという意思が決まっている場合がほとんどです。
そのため、プラン内容や料金の具体的な説明を行っています。
お見合いはオンライン需要が急伸
お見合い申し込み人数に関しては、IBJの規定通り毎月20人となっています。
20人を超える場合は、オプション料金で別途費用が必要になります。
コロナ禍の後押しもあり、お見合いはオンラインでZOOMなどを利用し行うケースが増えています。
人気の料金はベーシックコース
基本料金 | 税込み |
入会金 | 50,000円 |
システム登録料 | 10,000円 |
成婚料 | 100,000円 |
選択コース | 税込み |
①ベーシックコース | 5,000円 お見合い@5,000円/回 |
②スタンダードコース | 10,000円 月3回までお見合い無料 |
③エクセレントコース | 15,000円 お見合い無制限 |
一番人気は、一番お手頃料金のベーシックコースです。
お見合い料1回あたり5,000円となっています。
成婚料は一般の半額
50歳時未婚率という政府統計データの指標があるのですが、
沖縄は平成27年(2015年)には、沖縄県の男性は全国1位、女性は5位というありがたくないデータです。
また、所得が低い県ということもあり、入会時点で高額だと諦めてしまう人が多くいます。
そのため成婚料を含め、全体的な料金を安くすることで、利用しやすさを狙っています。
さらに、時期によっては「入会金無料キャンペーン」を行うこともあり、積極的な入会を促進しています。
習い事のお稽古代や、食事代の代わりとして、
安心して安全な婚活をするために、結婚相談所を気軽に頼ってほしいと思っています。
会員の写真撮影サポート
弊社の特徴として、婚活で重要となるプロフィール顔写真に、力を入れている点です。
委託しているプロカメラマンを用いて、沖縄らしい海を背景に、きれいな景色で撮影します。
IBJアプリのプロフィール作成に、使って頂ける写真です。
スタジオ写真よりも、ポーズ数や衣装チェンジ数が多く、きめ細かなスタイルに対応しています。
婚活市場のニーズを知ってもらう
最初にご自分が、婚活市場でどのようなニーズがあるのか、知っていただくことが重要です。
例えば、男性会員様を例に挙げましょう。
38歳男性に同じ年の、38歳女性をご紹介すると、子供が欲しい理由でもっと若い女性を求めることが多々あります。
特にマッチングアプリ経験者だと、豊富に女性を選べるという感覚から、お見合い成立が難しい女性を選んだりします。
そこで、最初はご自分の需要を認識していただく意味で、自由にお見合い申し込みをしてもらいます。
そうすると、ご自分の市場価値を感覚として、分かるようになります。
この段階になると、統計数字などの第三者的な説得材料を含めてアドバイスすることで、
婚活アドバイザーの言葉を受け止めてくれるようになります。
婚活における沖縄の特徴とは?
沖縄では、結婚相談所の仲人という仕組みについて、認知度が高くありません。
おおよそ、結婚相談所のイメージは次のようになっています。
・利用するのに敷居が高い
・利用料金が高額
・高額なのに、良いご縁がない
もともと私は、このような沖縄の考え方を払拭したい思いがあり、婚活アドバイザーとして出会いのサポートに興味を持った、という経緯があります。
婚活をもっと手軽で身近に
学生から社会人になる際、多くの人が当たり前に就職活動をするように、結婚活動も身近で当たり前の存在になって欲しいと思っています。
沖縄の若い世代をみていると、出会いのためにお金を支払うという意識が、あまりないように思います。
安心安全に身元保証された出会いならば、マッチングアプリよりも結婚相談所が正解ですし、早いです。
無料で簡単に出会うには、それ相応のリスクが伴います。
安心安全に結婚に対して本気の出会い求めるならば、お金を支払ってしっかりとプロのサポートを受けたほうが結果的に短期間で済みます。
LGBT婚活について
どのようなきっかけだったのでしょうか?
協会代表理事の松村さんに、お誘いただき、ちょうど前からLGBTへの取り組みを考えていたので、ご一緒させて頂きました。
松村さんは結婚相談所を運営し、京都府の婚活支援事業を受託した実績をお持ちです。
行政の婚活支援事業の会議が内閣府内で年に1度あり、その会議でお会いする内に、お話しさせていただくようになりました。
このご縁がきっかけで、お互いにLGBTに対しての想いに共感する部分があり、一般社団法人 日本LGBTサポート協会を一緒に推進することになりました。
今後の展開や目標について
婚活自体もそうですが、結婚相談所がもっと市民権を得て、就職活動のように身近に当たり前に活動して欲しい、と思います。
地方における結婚相談所のイメージは、次のようなものです。
・友達に馴れ初めとして、結婚相談所を隠す、恥ずかしい
・婚活の最後の手段として考えている
しかし、東京などの都市部だと20代の若い女性で、自力で出会いを見つけられそうな方が、結婚相談所に入会しているケースが増えています。
今は、何もしない人が、誰でも結婚出来る時代ではなくなっています。
結婚相談所を例えるなら、次の2つがぴったりくるでしょう。
・備えあれば憂いなし
後で婚活に困るよりも、先手で行動したほうが、良い条件のお相手が見つかるのは当然のことです。
・仕事帰りにお見合いをするのは、かっこいい
・友達同士、日常的に婚活の会話ができる
こんなライフスタイルが当たり前になれば、いいなと思っています。
就活のように「目指せ!明るい婚活」を推進、広げていきたいです!
また、2021年7月には沖縄県内仲人会の「沖縄仲人ゆいまーる会」(ゆいまーる:相互扶助の意)を立ち上げました。
沖縄の結婚相談所サービスの充実と、相談所同志との連携活性化で、多くのご縁に貢献できるようがんばって参ります。