男性のあなたが真剣に結婚を考える際、貯金がないとだめなのでしょうか?
筆者が結婚相談所やマッチングアプリを経て結婚した際の結婚費用は、どのぐらいかけたのでしょうか?
実体験を元に、最低でも貯金額300万円という理由を、具体的に解説していきます。
ページを読み進めていただくと、2つの意見に分かれるかもしれません。
①結婚のために300万円もいらない。
②結婚のためには最低でも300万円は必要。
参考:低年収(年収300万円未満)婚活でも結婚可能な6つの方法
貯金300万円ない人は結婚できない、という訳ではありませんのでご安心ください。今から貯金すればよいのです。
結婚に必要な「貯金300万円」リスト
貯金をどこにどれだけの金額使用するのは、個人の采配なのでなんとも言えませんが、
事例として筆者のケースを公開させていただきます。
婚活当初、
万が一の資金として300万円の貯金を保有していましたが、
結婚することで一気に吐き出してしまう事になりました。
まぁ、また貯金すればよいのですが、
全て使い切ることは想定していなかったので、「意外とお金が必要になるな」という印象です。
内容 | 金額 |
---|---|
①両家顔合わせ | 5万円 |
②引っ越資金 | 60万円 |
③家具や備品購入 | 35万円 |
④結婚指輪 | 20万円 |
⑤結婚式・披露宴 | 100万円 |
⑥新婚旅行 | 80万円 |
①両家顔合わせ:5万円
両家の両親と兄弟のみ(8人)で、
簡単にホテルのカフェにてアフタヌーンティーで歓談しました。
食事だと費用がかかりすぎるのと、
初回から食事だと時間が長くまた、
参加者の精神的な負担を考慮してのことです。
某シティホテルのラウンジでアフタヌーンティーを予約し、
1.5時間の滞在時間で初顔合わせを行いました。
男性側家族が4人、女性側家族が4人の合計8人です。
アフタヌーンティーならお互いに形式的に、
精神的な負担がないすし、
気軽に進行できかつ、
経済的にも安上がりな点がメリットです。
②引越し資金:60万円
引越しは「移動距離」と、「家財の量」に応じて見積額が高くなるため一概に言及できませんが、あくまでも筆者の事例ということで、参考にしてください。
前提として、一人暮らしをしていたということがあります。つまり、一通りの家財は揃っていた、ということです。
・引越し資金:10万円
・新居の費用:50万円
二人で住む新居(賃貸マンション)を新規契約のため、敷金・礼金・保険などの費用が50万円ほど必要でした。ちなみに、家賃は都内月額13万円レベルです。
③家具や備品購入:35万円
二人共、それぞれ一人暮らしをしていたので必要な家財は、お互い一通り所有していました。冷蔵庫などは重複し2つあるため、大きい方を残し、一つは処分するなどのやりくりをしました。
それでも、洗濯機は購入する必要があったり、キッチン周りの小物、食器、キッチンサイドテーブル、ダイニングテーブルセット、寝具一式など、30万円を超えました。
ほぼ全て、ニトリで買い揃えたました。
④結婚指輪:20万円
結婚指輪はもっと高額なものにしたかったのですが、何しろ資金が足りず、二人でそれぞれ10万円のリングを選び、合計で20万円です。
ブライダルリング選びは、銀座を中心に5箇所ほど見て回り、銀座ミキモト本店で購入。
ミキモトって100万円以上とか高額な印象だったのですが、以外にも10万円のリングもあり逆に驚きました。
指輪の値段は女性のこだわり度によって大きく金額が高低するため、所持金全体を怖がらずに情報共有し、指輪の値段を相談して決めると良いと思います。
大事なのは、良い情報も悪い情報もきちんと公開&情報共有し、相談して前に進むことでしょう。問題になるのは、悪い情報を隠したまま、物事を勝手に決めることです。
あとあと、禍根を残すことになるからです。必ずその問題が表面化し、摩擦が起こるという覚悟が必要です。
⑤結婚式・披露宴・食事会:100万円
婚活の真剣交際当初は、結婚式はなく親族だけの食事会のみで考えていたため、100万円もの費用を予想していなかったのですが、両家の両親の意向も汲み取り、身内だけの小規模な結婚式を行うことになりました。
結婚式と言っても両親への感謝の気持ちを表す食事会、という感じなので、20名以下の小規模な結婚式です。親族以外は一切招待せず、お互いの友達も無しです。
「家族だけで食事会」というテーマで結婚式場を探し、3社のブライダルフェア・試食会に参加しました。最終的には「つきじ治作」に決定。
政治家が接待に利用したり、テレビ「和風総本家」で利用されるだけあり、すごく良い食事会に。
⑥新婚旅行:80万円
国内旅行を選択すれば、80万円も必要ないかも知れません。
筆者の場合は、ヨーロッパへの新婚旅行を希望していたので、しっかりと予算を確保し、80万円の費用をかけました。
1週間まるっと会社を休めるのは、新婚旅行の時ぐらいでしょう。一生に一度のことなので、お金がかかったとしても、がっつりと海外で過ごすことを選択しました。
貯金が大事な理由とは?
年令によっても適正な年収が異なりますが、いわゆる200万円代の低年収だったとしても、貯金額が300万円あれば立派な倹約家だと推測できます。
婚活において女性は高年収を求めるのは世の常ですが、たとえ低年収であったとしても、貯金があるだけで女性の見る目が変わり、低年収だから排除するのではなく、低年収でも貯金があるしっかり者として認めてもらえる可能性が高いと言えます。
逆に800万円の高年収の人が、貯金ゼロだった場合、女性としてはNGという判断をする場合が多いようです。女性は男性と比べて、将来への不安が強い傾向があり、貯金の心理的なパワーは絶大です。
今現在での貯蓄額の高低はあるでしょうが、最低でも300万円は持っていないと、「本当に結婚する気あるの?」と女性から責を負うことになるでしょう。
だって、今まで解説してきたように、「貯金なくして結婚なし」、ですから。貯金が無くてもなんとかなる、という貯金を軽視する男性が多いですが、貯金がないとなんともなりません。
お金がないと、生活の選択肢が極端に狭くなり、せっかく婚活で出会った相手でも、喧嘩の原因となります。
婚活と貯金に関するまとめ
婚活をスタートする際、貯金についてあまり真剣に考えない男性が多いですが、いざ結婚までのプロセスがスタートすると、当初思っていた以上にお金が必要になります。
給与などの日常収入で手当できればよいですが、そうではない場合、貯金の存在は結婚するのに必須と言えます。
つまり、貯金がなければ結婚できない、という事態になります。そのため、女性は婚活において男性に対する貯金の有無を真剣に見ています。
女性的な視点で見ると、「貯金額こそが、結婚本気度そのもの」という見え方です。
もちろん、結婚をするには全てを男性が支払う必要はないのかもしれません。いくつかの選択肢があり、その合わせ技もあるでしょう。
A:全て男性側が支払う
B:女性側・男性側がそれぞれ負担する(割合は話し合い)
C:両親に資金援助してもらう
筆者の場合は、両親の資金援助は断りまた、女性が支払うという申し出も遠慮しました。
そのため、全ての貯金を吐き出すことになったとしても、合計約300万円を負担という選択。
貯金を吐き出すことは、予備資金がなくなることを意味し、
これからの生活に対し不安と大きなプレッシャーなのは間違いありません。
しかし、心理的な負荷があったほうが潜在能力のちからを活かし、
仕事を頑張れる場合もあります。
いずにしても婚活男子は最低でも貯金300万円あったほうが、
心理的な安心感を得られるのは言うまでもありません。