真剣に婚活したい人にとって、結婚願望のある人だけが集まる結婚相談所はおすすめの婚活方法です。
一方、全国にはいろいろな結婚相談所があり、どれを使ったらいいのか迷っている人も多いでしょう。
今回、筆者がおすすめの結婚相談所を調べてみたところ、IBJとコネクトシップがありました。それでは、両社の違いにはどのようなポイントがあるのでしょうか?
IBJとコネクトシップの違いについて徹底解説いたします。
・IBJ(日本結婚相談所連盟) IBJメンバーズなど
・コネクトシップ パートナーエージェントなど
会員数の比較:IBJが圧倒的に多い
日本結婚相談所連盟(IBJ)では、現在約81,000人([date-year number=0]年)の会員が活動しています。
結婚相談所業界で、会員数、成婚数ともに業界最大手を誇るIBJは、『IBJメンバーズ(直営店)』を主軸として、大手結婚相談所の『ツヴァイ』と『サンマリエ』そして、IBJ加盟店(全国約4,000社)の結婚相談所が会員を相互シェアしています。
一方、コネクトシップの会員数は約30,000人([date-year number=0]年)名。
こちらは、大手結婚相談所の『パートナーエージェント』が会員を相互シェアできるプラットフォームを作りました。
コネクトシップには大手婚活サービスの『ゼクシィ縁結びエージェント』『エン婚活エージェント』『ノッツェ』、そして日本仲人連盟(NNR)などの連盟が参画しています。
料金の比較:IBJは退会時の成婚料が高め
◆IBJは直営店のIBJメンバーズがあります。
【参考】直営店IBJメンバーズの料金プラン
https://www.loungemembers.com/price/
また、2020円7月よりIBJに加盟した大手結婚相談所のツヴァイは、入会すると「IBJプラン」というコースを用意しています。
【参考】ツヴァイの料金プラン
https://www.zwei.com/price/
こちらは、ツヴァイに登録すると、お得にIBJのシステムを利用できるプランです。
さらに、大手結婚相談所のサンマリエです。
【参考】サンマリエの料金プラン
https://www.sunmarie.co.jp/price/
サンマリエは仲人型の結婚相談所として知られていましたが、IBJに加盟したことによりデータマッチングも可能となりました。
最後に、IBJ加盟店の結婚相談所は料金を自由に設定できるので、地元で結婚相談所を探している場合などは、その料金プランを参考にしてください。
◆コネクトシップは主軸がパートナーエージェントであるものの、相互紹介プラットフォームなので、基本的な料金プランはその結婚相談所によって異なります。
あなたが入会したい結婚相談所の料金プランを、各社ホームページなどでチェックしましょう。
注意点として、コネクトシップを利用する際は追加の費用を求められる場合があります。コネクトシップを利用する場合は、その結婚相談所に登録したとき追加費用がかからないか確認しましょう。
仕組みの違い:両者ともサポートを求める人向き
IBJとコネクトシップは、どちらも結婚相談所に変わりはありませんが、仕組みの違いとしては、仲人型とデータマッチング型の二通りがあります。
IBJの場合、「IBJs」というアプリを利用できます。そのアプリからお相手探しやデータマッチング機能を利用してお見合いや交際の管理ができます。
一方、コネクトシップはアプリ版はありません。ブラウザからのログインとなります。
データマッチング機能があり、「毎週水曜日」に条件に合ったお相手を紹介してくれる便利なサービスがあります。
お見合いの日時や場所の調整は事前に設定することで簡単に呼び出しが可能です。
IBJとコネクトシップ、どちらにも共通していえるのは、アプリやシステムだけでなく担当カウンセラーが婚活アドバイスを行っているので、サポートを求める人には最適です。
加盟店数の比較:コネクトシップは個人相談所数非公開
IBJの加盟店数は、4,020社(2023年9月)が登録しています。
(2027年までに加盟店数10,000社が目標となっています。「IBJ2022年12月第荷四半期決算説明資料」)
「どの結婚相談所に登録したらいいかわからない」「地元でIBJの結婚相談所を見つけたい」という場合は、以下のページからご自身で見つけることが可能です。
【参考】エリアからIBJ加盟店を探す
https://www.IBJapan.com/area/
また、優秀な実績をもっている結婚相談所も調べられるので地域別に調べてみましょう。
【参考】IBJおすすめの受賞結婚相談所
https://www.IBJapan.com/area/selection/
コネクトシップの加盟数は、「利用事業者数」という値が確認できます。
現在13事業者が利用しています。個人の結婚相談所はこの値に含まれず、『日本仲人連盟(NNR)』や『TMS(全国結婚相談事業者連盟)』などの連盟がカウントされています。
「加盟店数」で公表しないのは、連盟に加盟する個人の結婚相談所でもコネクトシップを利用できる相談所とできない相談所があり、管理が煩雑だからだと言われています。
仲人の関わり方やサポートなどを比較:両者違いなし
結論からいうと、IBJとコネクトシップの二つを比較したときに「仲人との関わり方やサポート」に違いはありません。
今では、公式LINEやメッセージ機能などから気軽に相談できるサポートをしている相談所がほとんどです。
(※あなたに合った方法で、気軽に相談できない結婚相談所はおすすめしません……)
大切なのは、どちらであっても「どの仲人さんに相談をするか」です。
結婚相談所を活用する大きなメリットの一つに、「仲人の存在」が挙げられます。
「気軽に相談できる人がいればメンタルが安定して婚活を進められる」「お見合いやデートのときにどうしていいかわからないから相談したい」など、婚活に不安な人や効率よく進めたい人にとって、結婚相談所はニーズがあります。
名前の聞いたことのある業界最大手のIBJでも、仲人さんとの相性が悪ければストレスを溜めることになりかねません。
あなたが婚活を決意されたときは、ブランド力だけで決めるのではなく、必ず無料カウンセリングに行って担当仲人さんとの相性を確認しましょう。
IBJとコネクトシップどちらに入会するのがおすすめ?
IBJに向いている人、コネクトシップに向いている人について解説していきます。どちらに入会すればいいか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
IBJに向いている人は積極的に出会いを探す人
IBJに向いている人は、アプリを使って積極的に自ら出会いを求められる人です。
「IBJs」のアプリには、趣味などからつながれるコミュニティサービスなども用意されていて、異性とコミュニティ内でのやりとりが可能です。
その他にも「みんなのフォト」という機能もあり、自分の気に入った写真を異性に共有できるサービスもあります。いずれも自発的に発信しなければ使えない機能です。
そのような理由からIBJでの婚活は自発的にやっていきたい人が向いています。
コネクトシップに向いている人はサポートを重視の婚活
コネクトシップはデータマッチング型ですが、基本的には仲人さんが裏方でお見合いの管理、調整をしています。そのため、出会いに受け身な人でも向いているサービスといえます。
さらに、コネクトシップを利用するところは、それ以外の連盟にも複数加盟している結婚相談所がほとんどです。各連盟は「仲人型のサービス」なので仲人さんとの連絡を頻繁に行います。
受け身の人でも仲人さんが親身になって相談にのってくれるので、コネクトシップとセットで至れり尽くせりのサービスが受けられるでしょう。
コネクトシップはサポート重視で婚活したい人に向いています。
無料相談で仲人との相性を確認することが重要
最後に、結婚相談所に入会する上で非常に大切なことをお伝えいたします。
まず、IBJを利用したい場合は、大きく分けて4つの方法があります。
「IBJメンバーズ直営店」「ツヴァイ」「サンマリエ」「IBJ加盟店」
このどれかに登録しますが、できれば4つとも無料カウンセリングに行って、仲人との相性を確かめてみましょう。
調査したサービス内容だけで選ぶと、正直どれも一緒なので、その他で満足度が期待できる「仲人さんとの相性」が重要です。
さらに、個人の結婚相談所で検討しているときは、コネクトシップをおすすめします。
その理由として、個人の結婚相談所がコネクトシップを利用するときは、ある一定の基準を満たさなければいけません。
【参考】コネクトシップを利用するための『マル適マーク』
https://www.counselors.jp/
そのため、個人の結婚相談所で活動するときは、
「コネクトシップが利用できるかどうか」
「マル適マークを保有しているかどうか」
などで、その結婚相談所の運営の健全性を図れるのです。
全国には数多くの結婚相談所があります。
少しでも迷ったときは焦って選ばずに、必ず無料カウンセリングを行って、本当にあなたに合ったサービスを選ぶようにしましょう。