執筆者 れいら@:結婚相談所:恋愛アドバイザー
100名以上を成婚に導いた実績あり
『結婚』は必ず「恋愛」して、好きな人としなければならないと思っていませんか?
30歳を過ぎると「なかなか好きになれる人がいない」と言うご相談がとても多くなってきます。
このページでは、恋愛なしで結婚するためのポイントをガイドしていきます。
結婚までは自然恋愛・紹介・お見合いの3種類
理想の姿 | 過半数の現実 | 婚活者のプロセス |
---|---|---|
自然な出会い | 紹介から恋愛 | お見合い結婚 |
大半の人が「好き」と言うハードルが高すぎて
「恋愛」や『結婚』が出来ないでいるのです。
ハンカチを拾ってくれたり、本屋さんで手が触れ合うような出会いはいつまで経っても訪れません。
皆さん「自然な出会い」を求めているのですが、
世の中の『結婚』に繋がる出会いの半分は「紹介」です。
『結婚』できる人は、婚活パーティー・知人の紹介・結婚相談所と言った『結婚』を目的とした出会いを選んでゴールインしているのです。
今回は、「恋愛」と『結婚』の感覚の違いなども交えて、
恋愛以外で幸せな『結婚』をする5つのポイントを紹介致します。
①婚活では外見が決め手に!
恋愛以外で幸せな結婚をするポイントの1つ目は『外見』が好みのタイプである事です。
「恋愛」だと恋の魔法がかかっていて、多少の不細工もカッコよく見えます。
ですが、『結婚』は多少の不細工では絶対に無理です。
必ず好みのタイプの『外見』を選ぶようにしましょう。
好きじゃなくても、外見が好みなら多少の事は許す事ができます。
特に夫婦として子どもを作りたいのであれば、重要な事です。
参考:貯金ない彼氏30代と結婚?アラサー女子が3人の彼氏?束縛・貯金無し・遅刻魔はどうなった?
この人となら毎日顔を合わせても良いかなと、
この人と子作りするのは有りだと思える顔がボーダーラインです。
『結婚』相手を『外見』で選ぶなんてと思われるかもしれませんが、
意外と重要な部分です。
その代わりイケメンじゃないと嫌とか、
芸能人の◯◯に似てる人が良い!とか、
そう言った身の程知らずは止めましょう。
いつまで経っても『結婚』できません。
塩顔が良いとか、醤油顔が良いとか、そう言う事です。
結婚相談所でも外見で決まる確率が高い
『結婚相談所』などでは多くの異性と知り合う事ができますが、誰が見てもイケメンは人気があり競争率が高い上に売れて行くのも早いです。
イケメンに会うのも良いですが、
それよりも貴方好みの系統を何人かピックアップして会って行くと良いでしょう。
逆に1度会って、『外見』がどうしても嫌なら止めましょう。
『外見』に少しでも無理だと思う部分があると、何回会っても結果は同じです。
最終的にお断り案件になります。
『結婚相談所』で結婚が早く決まるのも、『外見』が決め手の場合が殆どです。
好みの系統のメンズを、どんどん紹介してもらいましょう。
『外見』は多少の劣化はありますが、
『結婚』した後に変わらない箇所の1つです。
幸せな結婚をする秘訣は『結婚』した後に、どれだけ変わらないでいられるのか、どれだけ「思っていたのと違う!」とならないかと言う事なのです。
②変わることがない条件を設定する
恋愛以外で幸せな結婚をする、ポイントの2つ目は『条件』を明確にする事です。
これだけは譲れないと言う『条件』を3つまで、優先順位をつけて決めて行きましょう。
「恋愛」において、『条件』は選ぶ事ができません。
「恋愛」結婚で失敗する殆どの原因が『条件』が想像以上に負担になったからと言う人が多いです。
「好き」なだけでは、現実的な『結婚』生活は送る事ができないのです。
『結婚相談所』や婚活アプリやマッチングアプリと言った『条件』で相手を絞り込める出会いは、『結婚』生活を現実的に続けて行く為には非常に有効な出会いなのです。
それに、相手の『条件』で3つ好きな所があれば、それだけで安定して幸せになれます。
必ず「変わる事のない」『条件』を3つ明確に持ちましょう。
変わることがない条件は主に内面の価値観
条件とは、『年収』でも『学歴』でも『身長』でも何でも良いです。
「次男」「年齢」「資産」など人によって様々でしょう。
貴方が、どうしてもこれだけは!
と言う結婚生活に必要だと思われる最低ラインを明確にするのです。
ここで注意して頂きたい事があります。
必ず途中で変わる可能性のある『条件』ではなく、この先ほぼ「変わる事のない」『条件』を選択する事です。
幸せな結婚をするポイントの1つ目でもお伝えしたように『結婚』した後に変わらない事が重要です。
途中で変わる可能性がある『条件』だと、その『結婚』にヒビが入ってしまいます。
「三男」が「長男」になる事はありませんが、「介護不要」が「介護必須」になる可能性はあります。
変わらない譲れない『条件』を決めて行きましょう。
『結婚』生活の満足度は『条件』の満足度です。
『条件』を明確にする事は、恋愛以外で幸せな結婚をする大切なポイントなのです。
③モラハラ男を見分ける方法
恋愛以外で幸せな結婚をする、ポイントの3つ目は『性格』を知る事です。
「恋愛」結婚では、相手の性格を良く分かった上での『結婚』になるので、ダメンズに引っかかっても「好き」だから!
と言う理由で性格を許せる事があります。
ですが、「恋愛」結婚じゃない場合は、そこは許されません。
『性格』を許容できないと『結婚』はできないのです。
ただし、何年も付き合う訳ではないので、ハッキリ言って『結婚』してからじゃないと本性は分かりません。
『結婚』するまでは猫をかぶっている人が非常に多いです。
しかし『性格』を見極める事は極めて困難です。
思いやる心がある男性はDVではない
昨今、話題になっている「モラハラ」も『結婚』後に判明する事が少なくありません。
見極めるポイントとして、「モラハラ」の根元でもある「自己中心的」な『性格』じゃないかをチェックする事も大切です。
リンゴが食べたいな!
と思って1個しか買ってこない人は「自己中」です。
パンを半分に分けた時に、大きい方を人にあげられない人は「自己中」です。
『性格』は「自己中心的」じゃなければ、クールでも情熱的でも短気でも穏やかでも何とでもなる物です。
相手を優先したり大切にしたり、と言う気持ちがある人は、自分をコントロールできる人です。
最悪、他人には優しくなくても貴方の事だけでも「変わらず」優しく、自分自身より大切にしてくれるのであれば、それで良いです。
貴方と家族さえ大切にしてくれれば、『結婚』生活は安泰です。
ですが殆どの場合は、他人に対する態度が家庭でも現れます。
あなたを優先してくれる「覚悟」「責任感」があるのか?
『性格』をチェックする為に、相手の周囲の人と関わる時間を持つ事も有効です。
相手の友達や家族や職場の人がどんな人かよりも、相手が友達や家族や職場の人にどんな態度を取っているのかや、どんな評価を受けているのかを見て行きましょう。
幸せな『結婚』をするにはお互いに「思いやり」の気持ちを持つことが必要です。
自分を曲げても相手を優先できる気持ちがあるかどうか、そこを見極めて行きましょう。
「恋愛」であれば、『性格』を許容したり、一緒に変えて行く事もできるでしょう。
ですが、幸せな結婚をするのにわざわざ苦労すると分かっている「モラハラ」予備軍を選ぶ必要はありません。
貴方を大切にしてくれる人を選んで行きましょう。
④お互いの価値観が共存できるか?
恋愛以外で幸せな結婚をするポイントの4つ目は、『価値観』をすり合わせる事が出来る事です。
「恋愛」だと『価値観』も合った人と付き合う事が多いでしょう。
そして『価値観』が少し違うと思えばお別れをしてきたと思います。
『結婚』出来ない人の多くが勘違いしているポイントが、この『価値観』の違いです。
『結婚』出来る人は、この『価値観』のすり合わせを行っているだけなのです。
ハッキリ言って『価値観』が全て一緒と言う人間はいないでしょう。
似ているな、程度であれば沢山います。
「価値観」が全く同じ必要はありません。
しかし、互いの価値観が共存できる必要があります。
「恋愛」では、その「似ているな」程度で結婚まで持っていけます。
ですが、熟年離婚の原因の殆どがこの『価値観』の違いによる物です。
「恋愛」感情が落ち着いてきた時に、どこまで相手の『価値観』を許容出来るのかが、幸せな『結婚』生活を継続できるのかに掛かっています。
コミュニケーションの量を積み上げる大切さ
「恋愛」結婚じゃない場合は、初めからその『価値観』のすり合わせを要求されます。
合わないから、この人じゃない!と言っていては、いつまで経っても『結婚』できません。
どこまで相手を知って、どこまで自分を知ってもらう事が出来るのかが大切です。
相手と会話を重ねて、何が好きで何が嫌いなのか、何をされたら嫌で何をしてもらったら嬉しいのかを知っていく必要があります。
お互いにどこまで譲り合いが出来るのか、を話し合うのです。
・家はマンションが良いのか一軒家が良いのか
・通勤時間や通勤距離を考えて居住地はどこにしたいのか
・異性と交友関係はどこまで良いのか
・友達との時間と家族との時間の配分はどうするのか
と言った『結婚』生活に関する大きな事柄から、
・朝食は和食派か洋食派なのか
・冷蔵庫の物を勝手に食べられるのは嫌なのか
・トイレの開けっ放しや電気の付けっ放しは許せるのかどうか
・お風呂に入っていない状態でベッドに行くのは良いのかどうか
と言った小さな事まで、お互いの納得できる「妥協点」を探って行きましょう。
価値観のギャップは話合いで埋める
『価値観』のすり合わせができると『結婚』生活は盤石です。
『結婚』してからも違いは山ほど出てきます。
その中で、相手をどれだけ「優先」させる事ができるのかが、この『価値観』の違いを埋める鍵になります。
ここで、幸せな結婚をするポイントの3つ目でお伝えした『性格』が大きく影響してきます。
どちらかの『性格』が「自分勝手」だと一方的に合わせてもらわなければいけません。
どこまで相手に合わせられるのか、許す事ができるのか、「恋愛」感情がなくても相手を大切に思う気持ちが必要です。
『価値観』が多少違ったとしても、お互いに都度きちんと向き合い話し合って、一緒に成長して行くのです。
それが『夫婦』です。
最初から完璧な人間はいません。
一緒に『価値観』をすり合わせて行ける相手を見つけて行きましょう。
⑤時間の使い方が似ているのかチェック
恋愛以外で幸せな結婚をするポイントの最後の5つ目は、『時間の使い方』が合うかどうかを見極める事です。
「恋愛」結婚だと同棲期間がある場合も多く、同棲期間がなくても長く付き合う事で相手の大体の『時間の使い方』が分かるので『結婚』しても問題なくやって行けるでしょう。
ですが、「恋愛」結婚じゃない場合は、相手を知る時間も少なく『時間の使い方』を知らずに『結婚』に至る場合があります。
何度も言いますが、『時間の使い方』を知らなくても、合わせる事のできる人同士であれば大丈夫です。
ですが『時間の使い方』が違うと、『結婚』生活におけるストレスが非常に大きくなります。
・土日祝日が休みかどうか
・出勤時間や帰宅時間
・起床時間や就寝時間
・食事にかける時間
・洗濯機をかける時間
・家族と関わりを持つ時間
と言うような、ありとあらゆる時間に関する『時間の使い方』が思っている以上に大切です。
時間の使い方が違いストレスに!
夜勤などですれ違いの生活が多くなると、パートナーによっては『結婚』生活の維持が困難になります。
相手との時間が少なくても平気同士なら良いのです。
もしくは『時間の使い方』の違いをお互いが受け入れられるのなら問題ありません。
でも、一方が休日はお昼まで寝ていたくて、もう一方が一緒に出掛けたい人だとストレスがかかります。
他にも「睡眠時間」と「自分の時間」の『時間の使い方』が違うとストレスがどんどん溜まって行きます。
寝ている時に洗濯機をかけられるとイライラするでしょう。
また洗濯したいのに、いつまでも寝ていられてもイライラするでしょう。
このように、『時間の使い方』と言うのは思っている以上に『結婚』生活に密接に関わってくるのです。
「恋愛」結婚でも、相手の『時間の使い方』を知らないまま『結婚』すると遅かれ早かれ離婚します。
言い換えれば、「恋愛」結婚じゃなくても『時間の使い方』が合うかどうかが分かれば、快適に末永く一緒に居られるのです。
非恋愛で幸せな結婚のまとめ
恋愛結婚と非恋愛結婚の違いは、相手を知る時間の長短といっても良いでしょう。
・恋愛結婚:相手を知る時間が長い
→結婚後、大きな価値観の違いが生まれにくい
→結婚生活がうまくいく可能性大
・非恋愛結婚:相手を知る時間が短い
→結婚後、「こんなはずではなかった」と後悔
→相手への不安が多くなり、離婚の可能性も
ここで大事なのは、「恋愛」感情は結局は、相手を『尊敬』出来るかどうかと言う感情と同じなのです。
ドキドキしたトキメキや「恋愛」感情がなくても、「尊敬」できる部分があれば大丈夫です。
『尊敬』できる部分が多ければ多いほど、その『結婚』は上手く行きます。
ただし、それはお互い様です。
相手からも『尊敬』される人になる事を頑張りましょう。
相手に足りない物を、自分が持っていると、それだけで『尊敬』されるようになります。
それが『結婚』生活には大切な事なのです。
今回お伝えした5つのポイントを参考に、幸せな『結婚』に近づけるといいですね。
「恋愛」感情がなくても、
恋愛以外でも幸せな結婚をする事は誰だってできるのです。