代表の大友愛香さんへ、インタビューにて詳しくお話を伺いました。
取材時点で大友さんご自身が、絶賛婚活中という経験者の一人です。そのため誰よりも婚活者の気持ちがよくわかり、寄り添った丁寧なアドバイスが可能だと感じました。
さらに他の婚活方法と比較し、結婚相談所のメリットはどういう内容なのかも、ご自身の婚活体験から解説してくれます。
特に挫折しそうで心配な方は、大友さんに相談してみてはいかがでしょうか?
名称 | マリッジトレイン |
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代表 | 大友愛香 |
連盟 | IBJ(日本結婚相談所連盟) |
住所 | 〒010-0875 秋田県秋田市千秋明徳町1-56 Newテラス広小路 |
電話 | 090-9370-0306 |
最寄り駅 | JR奥羽本線・羽越本線/秋田駅 徒歩10分 |
営業時間 | 10:00〜19:00 定休日:不定休 |
結婚相談所名称の由来とは?
私は前職で、新幹線のアテンダントの経験があります。
例えるなら、恋愛結婚が「徒歩」だとすると、マリッジトレインでの婚活は「特急列車」でありたいと思っています。
会員様が「ご成婚駅」を目指してハンドルを握る運転手として、私は側でアドバイスするアテンダントのポジションと考えています。
あくまでも、婚活をすすめる主体は会員様となります。ときに寄り添って、ときに背中を押して成婚へ導く存在でありたいという想いが込められています。
強みや特徴について
少人数会員制で、30名限定。
全て私一人の専任担当制で、ご入会サポート・面談・交際サポート・ご成婚に至るまで全て担当するため、お一人お一人にマッチしたサポートが可能です。
また、サポートに定休日はなく年中無休。悩んだときにはいつでも相談出来て、なるべく早いレスポンスを心がけています。
最短ルートでの成婚について
「正しいやり方」「最適な環境」で、ゴールを決めて婚活をすることです。
例えば、うまくいかない原因として、過去のトラウマや親への依存だったりと様々あると思います。
そこに蓋をし、目を背けて婚活を進めても、うまくいかない会員様が多いと感じています。
自分自身に真剣に向き合うことが、ご成婚への最短であると考えています。そのため活動スタートにあたって、自己分析として30個の質問を用意しています。
この問いを考えることで過去を見つめ直し、未来をイメージしていけるかなという内容になります。
一緒に課題を明確にしていくことが、それぞれの会員様の最短ルートです。
自社会員について
◆男女比率
約50%ずつの比率です。
◆年齢層
男女ともに30代前半〜40代中盤の会員様が多いです。
最近は20代の方からもお問い合わせを多くいただいております。
ご自身の婚活経験について
また、婚活の良い点と苦労した点があれば、お教えください。
実は現在進行形で婚活をしている、最前線で婚活中の仲人なのです。
仲人型の結婚相談所以外は、ありとあらゆる婚活サービスを経験しました。
・相席居酒屋
女性が無料なので、ご飯食べられて得したという印象だけが残ります。
また、既婚者が多い印象を受けたため、婚活というより恋活寄りな感じがしました。
話しベタな人が練習のために利用するのはありかもしれないです。
・マッチングアプリ
マッチングアプリは会員数が多いためマッチングしやすい点は良いのですが、メッセージのやりとりだけで一向にデートにつながらない文通男子も多くいました。
個人的にはメッセージが面倒だと感じましたが、特に地方では相談所が少なく会員数も少ないので、うまく併用して出会いの幅を広げるのは良いと思います。
・婚活パーティー
一度に複数の異性に出会えるのが、大きなメリットだと思いました。
しかし、同じエリアで何度もパーティーに参加すると、過去のパーティーで出会った男性と再度顔を合わせることもあり、気まずい思いをしました。
カップリングはするのですが、その時が盛り上がりのピークなのか、数回デートをするも交際に進んだことはなかったです。
・オンライン結婚相談所
私の入会した相談所は、多くの外部提携を行っていたので、提携先相談所によって成婚の定義がバラバラでもどかしい経験をしました。
結婚までマイペースで進めたい方には良いと思いますが、期限を決めて結婚したいと考える方にはかなり努力が必要かもしれません。
婚活の苦労体験
婚活の苦労とは、自分が思い描いているお相手に出会えないことです。
そのため、婚活疲れとなり心が折れそうになって活動をやめ、別のツールに頼るということの繰り返しになりがちです。
つまり、一人の婚活はモチベーションを維持するのは難しいと感じています。そのため寄り添う伴走者としての仲人さんがもし存在すれば、すごく心強かったのではないか、と思いました。
アプリでは、もったいないと感じる男性に数多く出会いました。
「こうすれば、もっと良くなるのに」という思いを感じました。
アプリではなく相談所であれば、上手くいくのにというケースが多くありました。
お見合い件数について
どちらが成婚しやすいでしょうか?
会員様によってそれぞれ違ってきます。弊社の場合、お見合いを多く経験されたほうが、成婚しやすい傾向にあります。
恋愛経験が少ない会員様が多いのですが、経験が少ない場合は異性への接し方が分からない方が多いです。
・どういうお相手が良いのか分からない
・理想とする結婚生活のイメージができない
具体的なイメージが描けません。
多くのお見合いを経験することで、自分軸を定めることから始まります。
・どんな人と一緒にいると楽しいか
もちろん単なる消化試合ではなく、一つ一つのお見合いで振り返りをしつつ、フィードバックしていきます。
列車アテンダントのテクニックについて
例えば会話術だとすると。
恋愛ベタな方は話のキャッチボールがうまくいかず、お悩みになることが多いです。
質問するのが苦手などがありますが、その場合は質問を細部化するようアドバイスしています。
具体的には、5W1H(いつ・誰が・なにを・どのように・どうした)形式で質問を考えれば、良いでしょう。
また、事前に私と会員様でお見合いシミュレーションを行います。
そこでの課題や改善点を元に、お見合い本番に備えるようにしています。
女性の場合
控えめよりも、主張や感情を伝えた方が好感度アップというアドバイスを行います。
また、お見合いやデートごとにミッションを設定。笑顔を心掛ける、気になっていることを聞いてみる、などどんなことでも良いのですが、目的意識を持って課題をクリアできるようにします。
見た目を変えることは誰にでも出来る、すぐに好印象となる一歩となりますし、会員様の婚活スイッチがオンになります。
挫折感を味わった際のアドバイス
どのように気持ちを切り替えれば良いでしょうか?
挫折を味わった際は、落ち込みますが歩みを止めないで前に進み続ける事が大切です。
「婚活の傷は、婚活でしか癒せない」
「1つ断られたら、1つ申し込む」
「交際が破談になったら、プロフィール写真を刷新し気持ちを切り替える」
婚活に置いて年齢が非常に重要なのは、言うまでも有りません。落ち込んでいても、年齢は日々重なっていきます。
結婚を強く希望しご入会頂いたからには、一日も無駄にせず会員様の気持ちに寄り添いつつ、次の行動を一緒に考えていきます。
迷ったときの判断基準やアドバイス
どのようなアドバイスや判断基準がありますでしょうか?
会員様の「なぜ」を徹底的に追求していきます。
迷っている女性によくある事例です。
お断りの時、「なんか嫌だった」と言う事が多いのです。言語化できない理由が複数存在します。
会員様の言葉にできない気持ちを一緒に考えていくことで、「どこに何を迷っているのか?」その正体を明らかにするよう努めています。
判断基準は、会員様ご自身がどう考えているのか、ということを尊重します。
その上でご自分で答えを導き出せるよう、コーチングしていきます。
こんなはずではなかった
どのような注意点やアドバイスがありますでしょうか?
「違和感」から目をそらない、ということが大事です。
違和感とは、自分の価値観からの警報と考えると分かりやすいと思います。
・どんなに見た目が良くスペックが高くても、何気なく言われた一言が気になる
「なにか気になる」部分があれば、自分自身で向き合い解決していかなければ、後で後悔することが多くなると感じています。
・事前になにか聞くことがある
・言わなくてはならないことは何か?
結婚相談所では、聞きにくいことは仲人を通して質問することも可能なので、心の負担を減らすことができます。
相談所でお金をかけて活動している以上は、お金・家族関係・健康などに関するデリケートな情報は、きちんと話し合う必要があります。
一歩踏み込んだ聞きにくいことを質問するためには、真剣交際に入る手前でクリアにして欲しいと思います。
後から分かってお別れすることも辛いものです。気まずい思いをしても、事前にきちんとクリアにしておく方が良いでしょう。
短期成婚退会者の特徴とは?
共通する特徴などは、ありますでしょうか?
①素直な方
②結婚すると決めている方
③何をしてあげられるか分かっている方
お見合いのフィードバックや私のアドバイスを素直に受け入れ、前向きな行動に移せる方は、どんどん良い方向へ変身していきます。
また結婚すると決めている方は、もっといい人がいるのではと悩むことが少なく、目の前のご縁を大切にして決断をすることができます。
そしてお相手に求めるばかりではなく、何をしてあげられるのかを考えられる方は、短期間でチャンスを掴めるように感じています。
今後の目標について
ご縁つなぎで秋田を盛り上げ、結婚・雇用・移住で秋田に希望を与えたいという目標があります。
秋田は婚姻率・出生率ともに20年連続全国ワースト1位、その上自殺率も高いという問題を抱えています。私の生まれ故郷のため、子どもながらにその問題を目の辺りにして成長してきました。
問題解決のために、婚活分野で幸せな家族を生み出すことによって、秋田を、そして東北を盛り上げたいと思っています。
秋田は、日本が抱える課題の先をゆく課題先進県(少子化・高齢化・人口減少など)なので、秋田を元気にすることで東北を底上げしてければ良いと思っています。
また、IBJの働く女性応援プロジェクト「ザ・ワンマリッジ」のお手伝いをしております。
仲人は、人生の分岐点に寄り添い導く、素晴らしいお仕事です。
・場所を選ばない
・これまでの経験が活かせる
・永く続ける事ができる
秋田県はまだまだ結婚相談所が少ないです。ということは、出会える会員数も少ない。相談所が増えることで出会いの可能性が広がるので、ユーザーにとっては大きなメリットになります。
雇用が少ない秋田で結婚相談所の開業を広めることで、まずは会員様の出会える可能性を増やしたいです。さらに働く選択肢の一つとして仲人業の普及に努め、雇用にも貢献していきたいと思っています。