結婚相談所へ入会する際は、必要書類が多く入会をためらっている人は多いのではないでしょうか?
しかし、マッチングアプリのように必要書類が少ないと簡単に活動スタートできて便利な半面、プロフィール情報の信頼度という安心感の面で不安が残ります。
結婚相談所のように多くの必要書類を用意するのは面倒ですが、その分安心ですし会員の真剣度の現れと言えるでしょう。
金融機関のように登録時必須の書類が共通して法律で決まっている訳ではなく、相談所各々が設定しているようです。
ただし、IBJ日本結婚相談所連盟のように連盟加入の場合は、共通の必要書類が決まっています。
通常結婚相談所ではそれぞれ公式サイトにて必要書類の説明がありますが、それらを比較して全体像を見たいという方はこのページを読んで頂くと良いでしょう。
入会時必要書類・比較表
必要書類 | ①本人証明 | ②独身証明 | ③年収証明 | ④学歴証明 | ⑤住所証明 |
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IBJ メンバーズ |
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エン婚活 エージェント |
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スマリッジ | |||||
ツヴァイ | |||||
オーネット |
住所証明書に関しては、必要とする相談所とそうでない相談所があります。
また、「収入証明書」は男性のみという場合と、男女ともに必要書類になっている場合と存在します。
ペアーズエンゲージは結婚相談所ですが、必要書類は2つのみ(身分証明書・独身証明書)となっており年収証明書と学歴証明書は任意で提出可能。
①本人証明
目的:本人であることの証明
身分を詐称していないかどうか、利用者本人に間違いないか氏名・住所・生年月日が記載された公的書類のコピーが必要。
・運転免許証
・マイナンバーカード
・健康保険証
・パスポート
上記の内1点が求められます。社員証でOKの場合もあるようです。
②独身証明
目的:独身であることの証明
民法723条(重婚の禁止)の規定に抵触せず、独身であることを証明する公的証明書で、原本の提出が求められます。
ただし、オンライン完結型相談所場合は証明書の写真をアップロードすればOK。
◆請求できる人
本人または直系親族
◆請求先
本籍地の地方自治体(郵便請求も可能だが、その場合申請者は本人のみに限定)
独身証明書は住民票のようにコンビニで取得できないため、用意するのが面倒な書類の一つです。
また本籍地が遠い場合、郵便申請となるため返信封筒の準備などが面倒な上、入手するまでに時間がかかります。
独身証明書の取得の際、結婚相談所への入会と予想できるため「恥ずかしい」という方もいるようです。
オンライン型結婚相談所では、独身証明書取得代行を有料・無料で行っている会社もあります。
③年収証明
目的:直近収入額の証明
婚活において特に男性は、年収額が非常に重要な項目となるため、偽証があると女性会員に多大な被害を及ぼします。
・給与所得者
源泉徴収票または、3ヶ月以内に発行された給与明細のコピー
・個人事業主
確定申告書または、課税証明書のコピー
マッチングアプリでは収入証明の提出が存在しないため、男性の収入は自己申告で書きたい放題。
女性にモテたいために高い年収を記載している方もいるようです。きちんと条件で結婚相手を選ぶ場合は、相談所を活用したいですね。
④学歴証明
目的:学歴が本当かどうかの証明
学歴詐称をして異性からよく見られたいという方を排除するため、学歴を詐称できないよう必要な書類です。
・卒業証書
・卒業証明書
どちらか一つのコピーが必要になります。
⑤住所証明
目的:現住所の証明と定住先があることの確認
・住民票
コンビニ端末で入手できるため、特に難しいことはないでしょう。
本人確認の身分証明書に住所が記載してあるので、重複して確認する必要がないという意味かも知れません。
入会時の必要書類に関するまとめ
入会時は、最低4つの必要書類があることが分かりました。相談所によっては5つです。
①本人確認
②独身証明
③収入証明
④学歴証明
⑤住所証明
証明書の入手を手配するのは確かに面倒ですが、メリットが2つあります。
1、証明書により虚偽の申告ができない
2、婚活の真剣度が高い人の集まり
高額な支払いと同時に、面倒な書類手配を乗り越えていくということは、それだけ結婚への真剣度が高い人達の集まりとも言えます。
また、提出した証明書により相談所側から審査を受けて入会できているため、お相手選びの際は審査通過済の会員という意味で安心度が高いでしょう。