小田急線の車内広告へ長年掲載してきた実績もあり、沿線では「みのり会」を知らない人はいないのではないかという程の知名度です。1966年から結婚相談所を開設し、親子2代に渡って高い成婚率を実践。
・当たり前のことをきちんと行う
・人の魅力を発見し育てる
このような運営方法で、結婚後も幸せな家庭になるようなアドバイスをしています。根っからのお世話好きな性格の村井さんは、損得なしにとことんサポートするタイプの仲人。
「当会で結婚できなければ他へ行っても無理」
と言い切るほどの自信を持った縁組を行っている、という覚悟を感じました。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 結婚相談室みのり会 |
代表 | 村井美津子 |
住所 | 〒157-0066 東京都世田谷区成城 2丁目24−15 |
営業時間 | 11時〜18時 定休日:水曜日 |
最寄り駅 | 小田急線 成城学園前より徒歩5分 |
結婚相談室みのり会の入会前無料相談について
入会前の相談で、実はお断りすることもあるのです。例えば、ご自身がカーネーションの種なのに、バラの花を咲かせたいとおっしゃる方がいます。
最初に、せっかくご入会いただいても、ご自身がカーネーションの種なのに、バラの花を咲かせたいとおっしゃる方がいます。
私自身、無理という言葉は使いたくないですが、成婚の可能性が非常に低いのに、お金だけ頂いても、申し訳ないからです。
みのり会の成婚率と年会費について
成婚率とは、何を持って成婚というのかという定義や、計算方法によっても大きく数字が違ってきます。弊社では、一年間一緒にがんばるお時間をください、という方法。入会後、一年以内に成婚できた人の割合を成婚率で表現しています。
少し前までは50%をはるかに超えていましたが、 今は半分よりも少し低くなっています。理由としては、条件面で贅沢になってきていることも影響し、会員様一人ひとりに時間がかかるようになってきています。例えば、「実家の快適な生活」を想像していただくと良いでしょう。
ご両親が甘やかし、かゆいところに手が届く生活に慣れさせている。その状態から、初めての見ず知らずの場所へ突き落とされる不安や恐怖があります。
快適な場所を抜け出して、いきなり未知の世界へ飛び込むにはかなりの勇気必要です。
結婚相談室みのり会が考える育てる婚活とは
結婚相談所に入会した人の中には、最初は赤ちゃんのように何もできず手がかかる人もいます。仲人が寄り添い育てていく、根気と忍耐力が必要です。
しかし、そのうち徐々に自分で出来るようになっていきます。最初はやってあげなければわからなかった。言わなければ、できなかったそれが、いきなり、どこかでスイッチが入り出来るようになります。
このような時は、自分の子が東大に受かるの以上にとても嬉しいものです。
男性は結婚後も大事
また結婚した後、きちんと当たり前のことが当たり前にできているのか、がとても大事です。結婚できたことで緊張感が薄れ、急に雑になることがあります。
せっかく婚活でスイッチが入り、できないことができるようになっても、雑になると女性側にも不満がでてくるため継続して意識するようにアドバイスしています。見守る、チェックするという成婚後のサポートを行っているため、離婚している人はすごく少ない状況です。
結婚相談室みのり会の強みや特徴について
・世話好き
・粘り強い
・あきらめない
・手厚いサポート
これらが特徴になると思います。
特に手厚いサポートは、「そこまで、サポートしてくれるの?」と会員様に驚かれています。
◆男性側のデート準備
多くの男性はぶっつけ本番のデートになりがちです。
ファースト・デートは思い出に残るため、たくさんお金をかける必要はありませんが、きちんと事前準備が必要です。
・前もってプランを考えておく
・どうすれば喜んでいただけるのか
・清潔感のある身だしなみ(頭のてっぺんから足元まで)をチェック
女性は自分に対しての、ちょっとした心遣いの積み重ねがうれしいものです。
何も考えてない男性が多い、と感じています。
このような男性をサポートする際、全て私が考えて手配を行うようにしています。
・何を食べたいのか?苦手なものはあるのか?
・嫌いなものはないか
・場所やプランを一緒に考える
・話題や相槌、交際のコツを伝授
時期によっては、クリスマスカードに二人の写メを挿入し、メッセージを考えさせて書き込むところまで私が行うといういたれりつくせりの状態です。
男性も嬉しくなり、自分自身でどんどん行うようになるんです。
赤ちゃんにミルクをあげるスタートから、成長を見守る心境です。男らしくなり成婚される姿を見ると、お世話してよかったと毎回感慨深いです。
一人ひとりの人柄や個性に寄り添い、その人にどう働きかければ気づいてくれるのか、行動してくれるのか、そのボタンを探して適切なタイミングで押す。
大手のように効率よく事務的に処理をしているだけでは、到底できない仕事だと自負しています。
結婚相談室みのり会の活動で好き好きで結婚NGの理由とは
結婚するならば、できれば同じ環境の方・同じ生活習慣の方・同じ価値観の方のほうが荒波が立たない可能性が高くうまくいきやすいです。
生活環境の周りに存在しないタイプだと、出会った最初は魅力的に感じることがあるかも知れませんが、おすすめしません。
好き好きと気持ちが盛り上がると、ジェットコースター的に一気に気持ちが盛り上がり、その後一気に冷めることがありがちです。
結婚相談室みのり会お断り事例:医師希望の40代女性
相談にお越しになった40代女性です。
・同年齢の男性医師を希望
40代男性医師だと、年齢差のある若い女性に目が向く傾向があります。
「無理です」と現実をお伝えした上で、「医師ではなく違う業種ならばどうですか?」と問いかけました。
しかし、その女性は条件を曲げなかったので、お断りしました。
結婚相談室みのり会お断り事例:子供希望の65歳男性
65歳男性で、子供がどうしても欲しいので、お相手を見つけてほしいのと事。
冗談に思えますが、正直、多くの結婚相談所に、そういう方います。
自由に人生を謳歌してきて、最後に遺伝子を残したくなるそうです。もちろん財力あってのことですが、育てたいのではなく欲しいだけなんです。
仮にすぐ妊娠して子供を授かったとしても、出産に際してのリスクが大きいですし、成人まで育てる年齢を考えると子供や奥さんに対してあまりにも無責任に思うので、申し訳ございませんが、お引き受けいたしかねます。
結婚相談室みのり会でのお見合い件数について
どちらが成婚しやすいでしょうか?
人数を絞って会ったほうが、成婚への近道だと考えて言います。なぜなら、数多くの人に会いすぎるとどの人を選べばよいのか、わからなくなり迷うからです。
「せっかく相談所に入会したのだから、より多くの人に出会ってみたい。」
「会ってみないとわからない。」
こう考えるのは、理解できます。
私はプロの仲人として長年多くの会員様を見てきて、相性の有無がある程度わかります。
どう考えてもこの人とは合わない・うまく行かないというのはひと目で分かります。
そのアドバイスを上手に利用していただければ、時間とお金が節約できるため、ぜひ信用していただきたいと思います。
多くの人に会うと「婚活で活動した」という充実感はありますが、疲れますし、もっと良い人がいないのか、とないものねだりをするようになります。
「良い人」とは、何を指して良いとするのか。
見た目の外見が良いだけの人を見つけようとしているのか?
あなたが結婚したい人、相性が良く生涯一緒に生活できる人と、何ら関係ありません。
私はそのようなこととは反対の、泥臭い仲人を親身になって行っていきます。
結婚相談室みのり会で迷ったときの判断基準やアドバイス
どのような判断基準やアドバイスがありますでしょうか?
お一人お一人違うため、なんとも言えません。
最終的には、ご自分で判断するしかありません。また、判断できるように仕上げていくのが私の役割です。
会員様が自分だけの狭い考えで行動するのではなく、アドバイスに対して聞き耳をモテるようにしていくことが必要。
そのためには、その人自身を知ることが大事です。
・褒めて伸ばす人なのか
・スパルタで伸びる人なのか
親の気持ちで会員様のことを考え、成婚へ向けて独立する日をどうするのか考えます。
お相手に完ぺきを求めるのは、いけません。お互い様の精神で、認め合うことが大事なのではないでしょうか。
・この人と一緒にいられてうれしい
このように感情が湧き上がってくるのは、とても良いことです。なぜなら、興味や関心が何も沸かなければ一緒にいる意味がないからです。
結婚相談室みのり会での短期成婚者の共通点
短期成婚者に共通する特徴などは、ありますでしょうか?
法則があるんです。
3カ月交際しても答えが出せないようでしたら、出せなかったことが答えです。
多くの場合はほぼ2ヶ月で成婚へと方向性が決まり、残り1ヶ月で詳細のすり合わせし、成婚退会という流れです。
成婚が決まる人は、お見合いのときからトントン拍子で早く決まっていき、お互いに引き寄せられるものがあるのかな、と感じます。
デート回数が増えて、最初の1ヶ月でお互いに結婚を意識。
仲人は交際状況や、双方の温度感を確認しながら3回目でほぼ決まりそうな方向になります。
逆にデート報告の際、自分の事を中心として話をされる会員様は、お相手と相性が合わないと感じます。だいたい直感の通りで、そのカップルは終了となるケースが多いです。
結婚相談室みのり会の名称由来について
果実を「実らせる」という意味で「みのり会」という名称へ、創業者である母が名付けました。
1964年に電気店を営んでいる際、お客様のご縁を取り持つことで感謝され、心のスイッチがオンになったようです。
以来、50年以上仲人として縁組に携わり、天職として結婚相談活動を行っています。
「結婚相談所」ではなく「結婚相談室」と名付けたことにもこだわりがあります。またみのり会は、ビルの1室ではなく、会長の自宅兼事務所で営業していおります。
会長である母の家に会員様を招いてカウンセリング。
アットホームな雰囲気で、1人暮らしの男性会員様にはご飯を食べさせたり、持たせたり。
休みの日には、成婚した方を招いておのろけ半分、相談半分、幸せパワーを!
常に会員様のことを考え、会員様との距離を近くして縁組したいとこのような思いから「室」にこだわっています。
「所」という言葉のイメージがどうしても受け入れられず、仕事や作業といった「事務的」のイメージだったようです。
結婚相談室みのり会の理想はきれいな花を咲かせる
私の基本的な考え方は、きれいなお花を咲かせてあげたいと考えています。
出会いのないところで待っていても、結婚は難しいでしょう。まず種のあるところへ出向いていく。
それが、出会いに対してご本人が行動を起こすということになります。例えば、出会いのある場所へ出向いたり、相談所へ入会したりという行動です。
その上で、その種に対して私達がどういうお世話をすればキレイな花が咲くのかということです。
「結婚相談に来る人なんて」という言葉を聞くことがありますが、
結婚相談所に来る人は結婚出来ない人ではないです。
たまたまタイミングが合わなかったり、出逢いがなかったり、の人がほとんどです。
その人達に、きれいなお花を咲かせてあげたいと
私は考えています。
条件の良い人(年収や学歴が良い人)だと、ただ水をあげればすくすくと育ち、きれいなお花を咲かせてくれるでしょう。
でもお世話をしないと咲かない花もあります。根が生えてこないとか、お水をあげても育たないとか。
そうすると栄養をあげたり、間引いたり。かといってあまり手をかけすぎても、生命力が弱くて自分の力で咲いていこうとしない。
バランスの良いさじ加減が必要になってきます。
結婚相談室みのり会今後の展開について
課題としては、目先のお世話に忙殺されている感が否めないので、運営の仕組みをしっかりと見直す必要があると考えています。
特にホームページやメールなど、オンラインの必要性が高いのに手を付けていないので、早急な見直しを行うつもりです。
結婚相談室みのり会は最後の砦へ
当会で結婚できなかった人は他に行っても難しいと思います。
よく女性から聞く言葉です。
「年下でも良いです」
このように客観的な現実をきちんとお伝えするのが、私の役目。
嫌なこと辛いことでも、誰かが言わなければいけない。
どういうタイミングで、どういう言い方をすれば受け止めてくれるのか、考えて考え抜く必要があります。
逆にわからない状態で、ずっと間違っているまま人生を生きるほうがかわいそうです。
当会とご縁のあった人にはみなさん、幸せになってほしい。
成婚までの時間の長短はありますが、入会していただければ必ず成婚までサポートしあきらめません。
成婚せずに退会された方は、全体の5%未満です。
これからも、しっかりと泥臭い仲人で愛情をもって会員様を育てて行きます。