結婚相談所:EN marigae(エンマリアージュ)代表&婚活カウンセラーの嵯峨美那です。
今回は男性向けの記事になります。
女性会員さんが多い当相談所で、これまで受けてきたご相談のなかの女性の声をもとに、男性向けのアドバイスをまとめました。
①男性用「新しい自己紹介文」作成方法とっておき編
結婚相談所でプロフィールを見ながら、
お見合いのお申込みをしようかあるいは、
お申込みをもらったのでOKを出すか、
お断りか判断する際、男性と女性では重視するところがかなり異なります。
なぜ男性の自己紹介文が重要なのでしょうか?
同時に、とっておきの作成方法をお教えします。
男性の場合、まず写真が何より重要です。
写真で8割は判断する、と言っても過言ではありません。
次は年齢が条件内か、そこで9割が決まる。
残り2割は、
お仕事や趣味、自己紹介文の内容、という感じではないでしょうか。
■男性→女性
・プロフィール写真:80%の決定率
・年齢、お仕事、趣味、自己紹介内容など
では、女性の場合はどうかというと、写真で3割、年収・職業で3割、残り4割は自己PR文に書かれている趣味や性格で判断するという感じです。
女性の場合
ある程度の条件をクリアしていることは大事ですが、男性ほど写真、つまり外見で判断する割合は低く、その分、趣味や性格などを知って判断しようとしています。
■女性→男性
・プロフィール写真:30%の決定率
・年収、職業:30%
・自己PR文章:40%
よく「プロフィール欄に学生時代に野球をしていたと書かれていて」とか、
「旅行が趣味って書かれていたので」とか、
「友達が多いって書いてありました」など、
自己PR分の内容が「お会いする決め手」になったというお話を聞きます。
男性の場合、相手のプロフィールになかで自己PR文をそれほど参考にしていない分、プロフィールの内容がアッサリしすぎていることがあります。
ですが、女性は趣味や性格などの内面を重視したいと考えているので、自己紹介文はとても重要です。
自己紹介文重要と言っても、具体的にどのような内容を書けば良いのでしょうか?
女性が具体的に知りたいと思っていることを挙げます。
女性は「男性の人柄や価値観」を重要視する
結婚相談所の会員女性は、男性のこんなことをもっと知りたい、と思っています。
・仕事内容や仕事に対する姿勢、考え方
・性格(「周りから〇〇と言われることが多い」など)
・学生時代の過ごし方(スポーツや友人関係)
・趣味、休日の過ごし方や最近出かけたところ
・奥さんに求めること
・こんな結婚生活が理想
これらのことで、自分のPRになることを特に詳しく書くと良いと思います。
女性は真剣に自己PR分を読んでいます。
おろそかにせずに、しっかりとアピールしてください。
②女性が触れたくない男性像をしっておく
実際にお会いすることになったとき、女性は男性のどこを見ているのでしょうか?
身長、体系、外見、これは人それぞれ好みがあります。
ですので、イケメンじゃなくても、太っていても、背が小さくても、それは必ずしもマイナスということではありません。
ですが、清潔感だけは、ほぼ全女性に共通して重要視されます。
清潔感がないと感じられれば、次回お見合いは無いと思っていたほうがいいでしょう。
外見がタイプかどうかは、それほど重要視していない方が多いです。
「この人がいい人で、結婚相手に相応しい人かどうか、これから内面をみて知っていこう」
と思ったとします。
そして、時間をかけて知っていく前に、「男性として触れたくない人は、初めから却下しておかなければ」と考えます。
何をもって却下するかというと、清潔感です!
清潔感さえクリアしておけば、これから内面を知っていくなかで、好きになる可能性があると思えます。
女性目線での「清潔感」とは、具体的にどのような事柄になるでしょうか?
女性が教える「清潔男性」必須項目リスト8つ
清潔感を意識して、具体的には以下のことを取り入れてください。
・美容室へは月に1度行く
・お見合いやデートの日は、朝シャワーを浴びてシャンプーもする
・爪は短く切る
・ひげ・鼻毛は念入りに処理する
・出かける前に歯磨き、マウスウォッシュをする
・服にシミやシワがないか確認する
・靴、バック、財布が古くなっていないか確認する
・食事の食べ方に注意する、音を立てずに食べる
服装はオシャレで高い服を買う必要はありませんが、シミやシワがあったり、靴やバックや財布が古くてボロボロになっていると、清潔感が感じれずみすぼらしい印象になってしまいます。
「高いもの」である必要はないですが、「きれいなもの」を身に着けるよう意識してみてください。
③3度目のアプローチで実るお見合いもある!
「女性の3度目の告白は実らないが、男性は実る可能性がある」
というようなことを聞いたことがありますか?
男性が片思いをしていて、勇気を出して告白したものの撃沈。
でも忘れられなくて諦められなくて、
2度目、3度目と、
また告白をしたとします。
アプローチするのが女性の場合、
男性は1度恋愛対象にならず断った相手が、恋愛対象になることは、
ほぼありません。
ですが、逆はあり得ます。
はじめは恋愛対象ではなく興味もなかった男性から、
熱心にアピールしてくれて誠実に想いを伝え続けてくれたら、
女性はそこから好きになる、
ということがあります。
結婚相談所でも、
そういうパターンはよくあります。
なんだかんだで、
女性は押しに弱い生き物だと思っています。
それに、
自分を想ってくれている男性といた方が幸せになる、
と考えている女性も多いです。
はじめは反応が薄かったとしても、
ハッキリとお断りが来るまでは、
積極的に押し押しのアプローチです。
日々のLINEやデートのお誘いも、
男性からの方が喜ばれます。
(ただし、ひとつひとつのLINEの分面は短く、負担なく返信できる内容に)
そして、何人かの男性と並行交際をしている場合、
そんな風に押してくれて自分に興味を持ってくれている男性の存在感が大きくなり、気持ちが傾いて行くことがあります。
また最近は、デートの計画も3つくらいのプランを立てて、女性に選んでもらう、という素敵なことをされる男性も多いようなので、ぜひそれも取り入れてみてください。
④女性との距離を縮める工夫をする
結婚相談所では、女性との距離感をどのように考えれ良いのでしょうか?
例えば、何度かお会いしながらも、距離が縮まらないことがあります。
お互いに
「悪くない」
と思いながら何度かデートはするものの距離が縮まらないケースです。
お付き合いする決め手がないまま時間が経つと、お互いモチベーションが下がって、自然消滅のように終わってしまう、ということをよく聞きます。
女性側に、なぜ距離が縮まらないと感じるのか、話を聞いていると、
どうやら毎回当たり障りない会話をしているから、ということがあるようです。
どこまで突っ込んだ話をしていいか分からず、失礼がないように、うわべだけの会話をしてしまうということがあります。
はじめはそれでも構いませんが、結婚相手を探す前提で知り合い、しかもお互いになるべく早く結婚したいと思っているので、これではなかなか進展せず、もどかしい時間になってしまいます。
では、具体的にどのように距離を縮めるのが良い方法なのでしょうか?
・名前の呼び方を変える
(下のお名前で〇〇さんや〇〇ちゃん・あだ名など、フレンドリーにする)
・「何でも答えるので、何でも聞いてください」
と、女性に対して心がオープンな旨を伝える
・理想の結婚について聞く
(結婚式はしたい?
新婚旅行はどこに行きたい?
どのあたりに住みたい?
仕事は続けたい?
ご両親は結婚について何か言ってる?)
・これまで結婚を考えた相手がいたか聞く
ちょっと突っ込み過ぎているように感じるかもしれませんが、結婚を前提とした結婚相談所での婚活では、これくらいは話題にしたほうが良いです。
ただ、一方的に質問するのではなく、
「自分にも何でも聞いてほしい、何でも答えます」
という姿勢を見せることが大切です。
⑤女性の相談役を上手に活用する
女性側、男性側それぞれからお話を聞いていると、もののとらえ方の違いに驚きます。
男性からすると理解できない女性の言動も、女性からすると当然のことだったりします。
やはり女性に相談することができれば、不可解なことも「そういうことだったのか」
とアッサリ解決することもあります。
結婚相談所の担当カウンセラーの方や職場の女性など、婚活をスタートすると同時に、婚活について何でも相談できる相談役を味方につけましょう。
以上、38歳男性が結婚相談所1年以内に成婚する5つの秘訣になります。
短期成婚のためには、どれも必要なことなので、ぜひ取り入れてみてください!