執筆者:佐々木菜緒:東京都・女性29歳
私は、恋愛では相手にあまり深入りしないタイプです。
浅く数人の男性と交際をし、いろんな男性を知りたいと考えて恋愛、
という感じです。
振られた経験よりも、自分が振ることのほうが多かったです。
たぶん、男性にとっては、一人の女性というよりは、良くも悪くも「お母さん」のような存在になりがちでした。
母性本能が強く出過ぎて、男性に対して
「面倒を見なくちゃ」「放っておけない」
と感じてしまうのです。
30歳直前で、将来を考え不安になったきっかけで婚活
29歳という年齢になり、そろそろ結婚をしたいと強く思うようになりました。
将来を考えたときに、このままずっと一人だと
「もし自分が病気になって倒れてしまったら……」
など生きていく上のでリアルを考えたときに、一生をともにできるパートナーが欲しい、と考え始めたことが婚活を行うきっかけです。
ネット婚活にたいして、やはり不安はありました。
例えば、「だまされるんじゃないか」や、何か事件に巻き込まれるようなことになるのではないかなど、今思い返せば不要な心配もありました。
利用した婚活アプリは2社。
・ユーブライド
・ペアーズ
最終的に「ユーブライド」で結婚相手に出会うこができました。
30歳直前の29歳だったこともあり、結婚に対してアセリもあり、早く男性を見つけたかったのです。
そのため、複数サイトに登録するほうが、早く出会えると思い2社に登録しました。
結果的には、ユーブライドで結婚できたのですが、ペアーズでも何人かと出会い、偶然ユーブライドのほうが早かっただけだと思います。
上場企業の運営だから安心だった
ユーブライドは、IBJという上場運営会社がしっかりした大手であることと、本人証明や、収入証明など、身分を証明する「証明書」の提出が義務付けられていたところが安心できました。
また相手がどの証明書を提出しているのかを確認することがができるので、嘘がないことを会う前から知ることができるところも選んだポイントになります。
プロフィールを変更するときや、何か設定を変更するときは、運営会社の審査が通ってから変更されるなど、しっかりとした配慮があることが決め手でした。
ペアーズは、Facebookアプリの手軽さと、会員数が多いという宣伝だったので男性の数が多いと思い、登録してみることにしました。
スマホを使うことがほとんどでした。使用した時間帯については、夜寝る前の落ち着いた時間にお相手探しをすることが多かったです。
将来の生活を考え、年収を最重視で男性を探す
私が重視をしていたのは、年齢・収入・写真・職業の4つです。
年齢は、自分と同い年〜年上の方がいいと考えていました。
年収は、少なくとも自分より年収は高い人でないと、この先子どもが生まれて育てていくことを考えたときに、厳しいと考えていました。
お写真は、
「かっこいい人を探す」
という目的で写真を見るのではなく、
「嘘偽りなくありのままの自分を出しているか」
というポイントで写真は拝見していました。
ある程度、人相でその人の性格が判断できます。
職業は、自分と休日が合う人なのか、転勤のある仕事なのかなどライフスタイルをともにできるかがある程度職業から判断できました。
メール文面の誠実さで、デートを決めていた
アプローチ数は50人は余裕で超えていました。
その中から、選定していくのですが、まずは最初にもらうアプローチ時のメールの文章で判断しました。やはり私と本当に話をしたいと思ってくださる内容が詰まっているメールをくださった方と、お話することを決めていました。
デートまで行きついた方は、メールの段階でお話が盛り上がって「この人に会ってみたい!」と自然と思える方とデートをしました。
10人程度の方とお食事やカフェでお話をしたりしました。
このお食事やカフェでのお話の内容や、相手の態度、私に対してどれくらい興味を持っているのかをじっくりと見て、お付き合いする方を決めました。
それが今の結婚相手です。
東京でのデートが楽しかった
週に1度、週末に会うようにしていました。
デートコースはお互いに行きたい場所を話したり、したいことを話したりして、互いの意見を尊重しながら決めていました。
私の場合、地方から東京に仕事の転勤で出てきたばかりで、都内のことが全く分からない状態でしたので、一番最初に会ったのは「東京タワー」でしたし、それ以降デートでは、浅草方面に連れて行ってもらったり、表参道・代官山などにランチをしに行ったりもしました。
お互いに散歩が好きなので、ゆっくり歩きながら都内のことを教えてもらうことも多かったですね。
年収800万円・外資系不動産会社・英語ペラペラの旦那
一緒にいてすごく心地よかったり、自分自身を包み隠さず彼の前で表現できることや、彼が私を必要としてくれるところから、結婚したいと感じました。
彼は私と同い年で、年収は800万円程度、仕事も外資系不動産のお仕事をしている、しっかりとした人です。
正直私よりもはるかに頭もよく、英語もペラペラなので、最初は相手にされないのでは……?
と思っていたのですが、彼は「私っていう人が大好き。見た目も賢さも関係ない」といってくれる人なので、結婚までたどり着いたと思います。
男性からのアプローチでモテると勘違いする
女性の場合はとくにですが、「浮かれないこと」が大事だと思います。
登録後はとにかくたくさんのアプローチが来るので、正直
「私ってモテるんじゃん!」
という気持ちになります。
しかし、浮かれてしまって相手を見定める目を持てないと騙されてしまいます。
順調に出会ったように書きましたが、上手くいくことばかりではなく、もちろん失敗もありました。
大手企業の運営は審査が厳しいから女性に安心
カラダだけの目的だったり、お金目的だったり、という男性もいて、登録者の中には「いい人」もいれば、残念ながら「悪い人」もいることを理解し、ちゃんと「いい人」を見定める目を持つことが大事です。
また、できるだけ大手の会社が運営している婚活サイト/婚活アプリを利用するといいと思います。審査の部分や証明書などがきっちりしている方が安心して利用できます。
ネット婚活は「きっかけ」を与えてくれるだけ
考えてみれば、ネット婚活は、「出会うまでのきっかけを作ってくれるだけ」です。
ネット婚活をきっかけに知り合って、そこから結婚までの関係性を作っていく作業は、当たり前のことですが自分たちです。
だからネット婚活も、友人の紹介で出会った、合コンで知り合ったなど、出会うきっかけとしてはどれも全く同じことです。
もっと言えば、ネット婚活では「結婚したい!」と思っている人がはるかに多い集合体なので、結婚したい人は利用しないと損だと思います。
いまどき「ネット婚活」が恥ずかしいなんていうプライドは捨てて、どんどん利用して、素敵な結婚相手を見つけたもの勝ちですね!