この記事を執筆している私は現在29歳、絶賛婚活中の女性です。
執筆者:山口優奈
29歳OL都内一人暮らし
これまでの恋愛経験は交際した男性が6人。
1度好きになれば骨の髄まで夢中になりますが、好きになるまでに時間を要するのが欠点です。
もしあなたが20代半ばであれば、婚活することで想像以上にモテ期を体験することになるはずです。しかし、その成功体験がいつまでも続くと思っていると、20代後半になり途端に婚活に苦労します。
24歳と比較して29歳は苦労するように感じますが、実は29歳でもまだまだモテます。
女性は20代というだけで、ブランド価値があるんです。
24歳初めての婚活パーティーを体験
当時私はとあるフォトスタジオで働いていました。主な業務はカメラマンでしたが、ヘアメイクや着付けなども行い、大学を卒業後不定期な休日に振り回されながら何とか2年目を迎えたところでした。
フォトスタジオというのは、意外にも厳しい女の世界です。仕事にもすっかり慣れた繁忙期前の夏、私は職場でふと気がつきました。周りの女性社員の未婚率の高さに!
結婚しているのは「学生時代からの彼と」というパターンばかり。
ほとんどの女性は彼氏無し。私も大学卒業の1年ほど前からフリーの状態が続いていました。
そこで初めて挑戦したのが「婚活パーティー」でした。
婚活パーティーで半数の男性から好感触か
平日でもどこかしらで出会いのためのイベントが行われているため、参加自体は容易だったのです。緊張とともに本当に出会えるのだろうかという疑問も抱きつつ、私は夕方から1時間半程度で終わるパーティーに申し込みをしました。
それは婚活パーティーとはいっても、そこまで固苦しいものではありませんでした。半個室型のブースを参加している男性が順番に回っていき、全員と話が出来るというスタイルのものです。
人見知りの私でもこれなら大丈夫だろうと思いましたし、女性参加費は1,000円ほどだったので気楽でした。
私の容姿はというと「お世辞にも可愛いとは言えないけれどブスでは決してない極普通の顔」とたった1人の姉にさえその程度の評価を受けるほどでしたが、幸いにも仕事でメイクの技術を習得していました。
「中の中」の顔を「中の上」くらいにまで引き上げることが出来たのです。
その日もばっちり化粧をし、髪も軽く巻いて、男性にも印象のよさそうな白いスカートと軽めのトップスを合わせていざパーティーに乗り込みました。因みに体型はというと、背が150㎝と小さく、骨格は華奢な痩せ型です。
パーティーではまず「自己紹介カード」を書くように指示されました。仕事や趣味から、恋愛においてお相手に期待することまで記入する欄があり、それを基に男性と会話を広げていくのです。
なるほどこれは素晴らしいシステムです。
人見知りでも会話が途切れる心配がありません。それに私は字だけは綺麗に書けるため、カードを交換した段階で、
「すごく字が綺麗ですね!」
と何人もの男性に言われ、どうやらいい印象を与えたようでした。
その日は平日だったにも関わらず参加者が多く、1人ずつの持ち時間は6、7分程でした。
会社員から美容師、トリマーまで様々な職業の男性がおり、大半が爽やかな印象の素敵な男性ばかりでした。
会話の時間が終了すると、2人まで連絡先を渡したい人にメッセージカードを送ることが出来ます。
自分で渡しに行くわけではなく、運営の人が代行してくれるので助かりました。その時間に私は、何と半数以上の男性から連絡先を受け取ることになりました。
29歳の私が振り返るに、これが失敗の始まった瞬間だったように思います。
婚活に焦る必要はないと判断したのが間違い
その後で、自分がマッチングしたいと思った人の登録番号を書き、運営に渡します。希望通りマッチングしていれば発表されるというシステムです。
そこで私が、意中の人とマッチングすることはありませんでした。
少し残念には思ったものの、私は男性の連絡先を十数件も手にし、
「まだまだモテるじゃん!」
と思ってしまったのです。
あぁこのときに、マッチングしていないということの重大さに気づけていれば…!そう、現在の私は思います。
婚活パーティーの会場を出ると、1人の男性が声をかけてきました。先程、最後にブースで話をした、1つ年下の男性でした。
「誰ともマッチングされてませんでしたよね?」
「えぇ」
「もしよかったら、お食事でもどうですか?」
彼にはさして興味がありませんでした。
しかし、誰ともマッチングしなかったことだし、参加のために電車を使ったのでせっかくここまで来たしという気持ちも働いて、私はその誘いを受けました。
彼と2人、オシャレなお店でパスタを食べながら心の中で私が考えていたことといえば、
「焦らなくてもいいんじゃない?」
でした。
そう、この一連の体験が「メイクをしてやっと中の上の私」を天狗にさせてしまったのです。素敵な男の人もいたし、出会いを求めさえすればまだまだモテるわ、と。
24歳初めてのマッチングアプリを体験
仕事が忙しくなってきたせいでもありましたが、大半は「私ならわざわざ出向かなくたって、出会えるんじゃない?」という天狗モードが続いていたからに他なりません。
登録したアプリは「Omiai」です。マッチングアプリの中でも出会いに真剣な男女が集まるということが決め手になりました。
当時は30代以上の女性が有料での登録でしたが20代だったので無料です(現在は年齢に関わらず女性完全無料化)。こちらも気軽に利用を開始しました。
ここでも私は大きな勘違いを引き起こすことになります。
原因は写真でした。
写真が良ければモテるのは当たり前?
私の周りはプロのカメラマンだらけだったため、写りのいい写真がたくさんあったのです。ルックスが「中の中」の私でも、プロの技術をもってすれば「上の下」くらいにはなります。
登録から数か月で800近い「いいね!」を獲得した私は、またもや調子に乗ります。
この時点で心情は「まだまだモテるじゃん!焦らなくてもいいんじゃない?」から「婚活余裕じゃん!本気出せばすぐ彼氏出来るんじゃない?」に変わっていったのです。
なんとまぁ、恐ろしいことでしょうか!
今ならわかります。24歳の私は、それだけで婚活という市場に価値があったのです。
いい写真を設定して真面目にプロフィールを書けばアプローチがくるなんて普通のこと。
それを私は「モテている」「自分に興味のある男性はたくさんいる」と勘違いしてしまったのです。
それでもまだ「彼氏が欲しい!彼氏が欲しい!」という気持ちをぎりぎり失っていなかった私は、Omiaiで出会った男性2人とデートをすることにしました。
この時点で、私の理想は高くありませんでした。いえ、高くないと思い込んでいました。
会話をしない男性とデートして。。。
男性に対して、年齢差は一切気になりません。例えば、10歳年齢差であったとしても、気にしたことはないです。
150㎝と低身長のため大抵の男性は大きく見えるので身長にもこだわりがなく、自分が薄給のブラック企業に勤めていたため年収も気にしたことがありませんでした。
唯一気になるのは学歴でしたが、それはお相手のものではなく、
「有名私立4年制大学卒業」
という私の学歴を気にしない男性であればいいと思っていました。基本プロフィールのストライクゾーンはかなり広めにとっていたのです。
そんな私がデートまでこぎつけたお相手1人目は、32歳の会社員Aさん。
お互い共通の趣味である映画を観に行ったあと食事という、実にオーソドックスなデートです。
待ち合わせに現れたAさんに特に不快感を抱く箇所はなく、デートは順調に映画を終え、食事まで進んでいきました。
事件は食事中に起こりました。
Aさんは今さっき観た映画について一言も発言しないのです。
これは、同じ映画を1本観たらストーリーから伏線から衣装から楽曲まで全て語り合いたいという私からすれば大事件でした。
痺れを切らし、
「面白かったですね、映画。どうでした?」
と会話を投げかけてみます。Aさんの返答は、
「あぁ…そうですね」
でした。その言葉のみでした。
この男は2時間ぼーっと映画を観ているだけで何の感想も抱かないのか?
私は心の中で思います。
試しに自分がいいと思ったシーンについて話を投げかけてみても、曖昧に頷くだけです。
なるほど、感動は噛み締めたいタイプかな?
そう思いましたが、なら映画に誘ってくるんじゃない!
と内心怒りのようなものが沸き上がります。
映画感想なし男は、会話ができない無愛想な感じで、誠実さが感じられません。
さらにモテると勘違いしている私は、少しの欠点さえも見逃せないのでした。
この人は好きになれないだろうな、と感じた私は「映画の感想なし男」とのデートを切り上げた後早々に連絡を絶ちました。
デート時間に遅れて食事を全額支払ってくれたピザ屋
彼とマッチングしたとき私の頭に浮かんだことといえば「この人と付き合えばピザ屋の彼女になれるのか」でした。それが魅力だったのかどうかは覚えていませんが、メッセージが大変紳士的な人であったことは確かです。
そんなBさんですが、初めてのデートには遅れてやってきました。20分遅れたにしては爽やかな笑顔です。身なりにも清潔感があります。
それなりに楽しく食事をし、食べ終わって帰りましょうかとなったとき、
「お手洗いは大丈夫ですか?」
と聞かれました。
知ってるよ、行って欲しいんだろ。そう思いつつ席を外し、戻ってみると案の定支払いが済まされています。私が財布を出そうとすると、
「今日は遅れてしまったので出させてください」
とさらりと言いました。
帰り道、私の頭の中では天使と悪魔が囁き合っていました。囁き、というよりは議論に近かったようにも思います。
天使は「紳士的な人じゃない!」
悪魔は「今時古いやり方でだっせぇなぁ!」と。
あの「手をつないで良いですか?」に驚き!
私は「遅れてきたことを理由に、食事の支払いをする」という恋愛マニュアルべたべたの手法がどうしても気に入らなかったのです。
しかし婚活パーティーでもマッチングアプリでも同様に、私は交際に至るまでの相手と出会えていません。
ここで諦めるべきではない、と悪魔の囁きを跳ねのけようと試みます。そこに追い打ちをかけたのはBさんでした。
「あの、手、繋いでもいいですか?」
私は「何で会ったばかりのあなたと!?」と思い、悪魔は「ほらダサい男じゃないか!」天使すら「この聞き方はダサいわ!何も言わずに繋ぎゃいいのに」とショックを受けました。
曖昧に笑って誤魔化し、私が彼からフェードアウトしたことは言うまでもありません。
今なら思います。
そんなことくらいで!と。
「映画の感想なし男」も「スマートぶりたい男」も根は悪い人ではなかったはずです。私が些細なことを気にして早々に合わないと判断してしまっただけで。
しかしそんな状況でもまだ私は
「こんなに理想が低いのに何で出会いがないんだろう?」
などと考えていたのです。
私の理想は限りなく高かったのです。何度かデートをしさえすれば、もっといいところに気がついて恋に落ちていたかもしれないのに。
24歳の私は日に日に増える「いいね!」の数にすっかり安心していたのでしょう。
そして私の婚活は、これらの経験をした約1年で一旦幕を閉じてしまいます。
理由は職場での昇進などでプライベートにまで手が回らなくなったことと、大半は「本気を出せば出会える」と性懲りもなくまだ思い込んでいたからなのでした。
29歳婚活パーティーで挫折を体験
婚活スタートから5年が過ぎ、29歳になった私は、ブラック企業に愛想を尽かし、カメラマンからWebライターに転身を遂げていました。
相変わらずの出会いのなさにも関わらず、私は仕事の忙しさにかまけ焦りもしていませんでした。
そんなとき、前職場の友人から1本の電話を受けます。
「久しぶり!ねぇ、今彼氏いる!?」
「婚活パーティー行ったことあるって言ってたよね!?連れて行って!」
友人はまだカメラマンとして働いており、遂に出会いの少なさに危機感を覚え始めたのだといいます。私ははっとしました。転職してからというもの自由気ままな生活を謳歌し、結婚についてなど考えてもいなかったのです。
私は快く承諾し、婚活パーティーに参加を申し込みました。友人の希望もあり前回参加したものと同じスタイルのパーティーを選びました。
当日、久しぶりの婚活ということで気合十分に臨みましたが、そこで直面したのは5年前とは全く違う現実でした。
29歳待っているだけでは出会いがないと気づく
私と友人は同い年。そのため、20代後半から30代向けの婚活パーティーです。
その日はたまたま女性よりも男性の方が少なく、話す時間もたっぷりありました。
しかし、素敵だと感じる男性は1人もいませんでした。その上私に連絡先を渡してくれた人も2人と、前回より格段に減っていたのです。
「ハズレだったねー」
友人はそう言い、私も頷きながら会場を後にしたのですが、心中穏やかではありませんでした。24歳という年齢が持っている潜在的な価値と、自分がこれまで高く積み上げていたハードルの存在を同時に実感していたのです。
「このままではマズい!」
そう感じた私は時間を空けず、今度はまた1人婚活パーティーに参加しました。これまでの反省を活かし、今回は「男性のいいところを見つける」ことに力を注ぎました。結果、私は婚活パーティーで初めてのマッチングを果たしました。
容姿も背丈も極普通、穏やかな話し方をすることが好印象な男性です。私は彼とマッチングしたとき、彼のことを好きになると決めました。
流石に、自分でも気がついていたのです。
運命の相手というのは赤い糸で繋がっていて、いつか現れるわけでは決してありません。
とくに私のような出会いのない仕事をしていては、見過ごされてしまう可能性だってあります。
初めは好きじゃなかったとしても、お互いを思いやり時間をかけて一緒にいることによって、運命の相手になっていく。
その方がよっぽど現実的で、世の中のカップルが実践していることなのだと。そして恋活や婚活とは、まさにそういう場所なのだと。
私は運命の相手を、ただ待っていたわけではありません。
婚活パーティーで出会いを見つける
心の何処かで「いつかいい人と出会うだろう」くらいに思っていたことは確かです。
5年前の私に1つ質問が出来るとしたらこう聞くことでしょう。
「アンタ、その運命の相手がチンピラだったらどうするつもり?」
その上で1つアドバイスが出来るのだとしたらこうです。
「ラプンツェルだって塔から出る時代に、閉じこもってチンピラ待っていてどうするのよ?」
出会いの少ない現代社会の中では運命の相手ですらも積極的に見つけに行って、作り上げなければならないのです。
私は30歳を手前にしてようやくこの事実に辿り着いたのでした。
「辿り着いたから大丈夫!」
そう思っていましたが、私の考えは甘いものでした。人間、そう簡単に長い人生で作り上げてきた価値観を変えることなんて出来ません。
この人生通算三度目の婚活パーティーでマッチングした男性を仮にCさんとします。
全部好きというこだわりがない男性
Cさんは34歳の会社員。マッチングして連絡先を交換するときに、私はこの人なら好きになれると確信したものです。
CさんのLINEのアイコンは、私の大好きなゲームに関するものでした。
「このゲームお好きなんですか!?」
私は嬉々として質問しました。
それはストーリーの完成度の高さや特徴的な楽曲、画期的なシステムによってファンの間では「神ゲー」とされている作品でしたが、いかんせん古いゲームであるため同年代でプレイ済みの人はあまりいませんでした。
「すごく好きなんですよ!ご存じですか?」
「小さい頃からこればっかり何十回もプレイしていて、めちゃくちゃ好きです!」
その日は連絡先の交換だけをして別れたものの、私は初めてのデートを楽しみにしていました。
共通点があれば会話に困ることはないだろうと思いましたし、何よりそのゲームの話が出来るということが嬉しかったのです。
デートの日、待ち合わせに遅れもせずやってきたCさんとレストランに入り、早速話し始めます。
「あのゲーム、音楽が最高ですよね!どの曲が1番好きですか?」
「えー、全部いいからなぁ…」
Cさんは私の質問に少しだけ悩むふりをした後、こう言いました。
「全部好きです」
心の中で私は思いました。
「知ってるわ!」と。
全部いい曲の中でどれが1番好きか、っていう話だろ!
全部好きなんてファンの間じゃ大前提!こいつその程度の思いで「すごく好きなんですよ!」なんて言ったのか?と何だか前にも経験したことがあるような怒りにも似た気持ちが込み上げました。
そこではっと、私は冷静になりました。これです、これが私の悪い所です。
こういう些細なことが気にかかっているから、なかなか婚活で出会った男性と上手くいかないのです。
それに、1番好きな曲なんて質問は、彼にとっては難しい問題だったのかも知れません。
気を取り直して私は、「この人を好きになるぞ!」という気持ちで質問を繰り返しました。
趣味のこと、仕事のこと、好きな音楽や映画のこと…。
しかしCさんはどれに対しても曖昧で、好きな理由や始めた理由に関しては、
「友達に誘われて」
「友達がやっていたから」
などと、話の何処にも自分の感情というものがないのです。
私は思いました。
34年も生きてきて、個性とか感情とかないの?
感受性を更地にしたまま生きてきたの?と。
無理でした。こだわりのありすぎる男性は困り物だと思っていましたが、こだわりの一切ない男性ほど、つまらないものはないと私は感じてしまうのでした。
逆に言えば私のような個性や感情のテーマパークになっている人間は、彼からすれば願い下げだったことでしょう。
理想の高さ、というのは何も基本的なプロフィールに関してだけではありません。年収や身長、容姿などにこだわりがなくても、私のようにちょっとしたことで相手をシャットダウンしてしまう女性も須らく「理想が高い」と認識すべきなのです。
29歳2度目のマッチングアプリでも挫折を体験
結局Cさんからもフェードアウトしてしまった私は、またマッチングアプリに登録してみることにしました。
今回始めたのは「ペアーズ(Pairs)」です。
Omiaiよりも単純に会員数の多いペアーズなら、かつての私くらい男性からアプローチされるのでは?と考えたのです。
しかし現実は厳しく、最初の頃はなかなかマッチングすらしませんでした。
それには、ペアーズのシステムが関係していました
ペアーズには趣味やライフスタイル、価値観などを示すための「コミュニティ」という機能があります。
ペアーズ最大の特徴として活用が勧められますが、もし自分の趣味や価値観がマイナーなものや、癖の強さを感じさせるものであった場合は定期的に見直すことをおすすめします。
私は本当に自分の好きなものばかり正直に登録していたので、お相手からすれば何のアピールにもなっていませんでした。
参加するコミュニティを見極め、プロフィールを熟考し、最近では何とかマッチングするようになってきました。私の婚活の道はまだまだ長く、険しく続きそうです。
女子24歳モテ期vs29歳婚活焦り徹底比較に関するまとめ
こんなことになるなら24歳のあの頃、もっと真面目に取り組んでおけばよかった!
思い返してみるとそんなことばかりです。具体的なアドバイスとして挙げられることは3つ、覚えておいていただきたいので簡潔にまとめさせていただきます。
まず「婚活は若いほど有利」であるということです。
これは、絶対的な事実であるといえます。
若さは武器です。
そしてその武器は綻びやすく、2度と手に入ることはありません。
「今からじゃもう遅いかな?」
と思う必要はありません。人生においては「今」が1番若いのです。思い立ったら是非、すぐ行動に移してください。
そして、「いつでも出会えることはないと認識」してください。
婚活も初めの頃は、熱意なのかビギナーズラックなのか、私のように「微妙にモテてしまって勘違い」することも多いでしょう。
そこで安心したり油断したりするのではなく、そのタイミングでチャンスを掴みましょう。
他にもいい男性がいるかもしれない、と考えてしまう気持ちはわかりますが、いないかもしれない可能性の方も高いということを決してお忘れにならないでください。
最後に「妥協すること」を覚えましょう。私のように、他は別に気にならないのに1つのことがどうしても許せない!という女性は多分、婚活市場で失敗を繰り返します。そもそも女性は減点方式で男性を判断しがちです。
ここがダメ、ここが嫌、そんな風に点数をつけていては、婚活という場で不利になってしまいます。出来るだけ加点方式で男性を見ることをおすすめします。
加点方式であれば1つ欠点が見つかったとしても「ここは嫌だけどいい人だし」と思い直すことが出来るはずです。
中盤にもお話しましたが、一緒に時間を過ごし様々な苦難を乗り越えたときに隣にいる人が「運命の人になる」のだと思います。それがたとえタイプじゃなくっても、一目惚れじゃなかったとしても。
「見つける」のではなく「作る」そんな視点を持って若い内から行動出来る女性は、早い段階で婚活に成功すると思います。
私の経験は是非、反面教師にしてください。
みなさんの素晴らしい婚活の成功をお祈りしています。